生産ライン映像記録システム
食品・医薬品工場向けの生産ラインにおける画像を用いた品質管理の記録・検証ツールを製作しています。当社の画像記録 ・処理技術は、食品以外にも鉄道、警備など様々な業界で活用されています。
主なサービス・製品
「食レコ」とは
生産ライン上の作業や品質の検討用途に特化したシステムです。人(作業)・物(材料・製品)・装置(機械)など食品工場の検証ポイントの映像をもれなく、賞味期限以上の期間記録することができます。HACCP、FSSC22000など各種認証運用時のサポートツールとしてもお役立ていただけます。撮りためた映像は、「食レコ」AI Plus・AI画像判定装置の学習データとしても利用できます。
CCP管理のサポートツール(食レコ機能)
イベント管理ソフトを使用し、検査装置の情報と映像を紐づけます。膨大な映像データより検証ポイントを絞って映像確認ができ、特にCCP(重要管理点)の検証に有効です。検証データは帳票としても出力できるため、管理書類のペーパーレス化にもつながります。
出荷製品の検証(製品全数記録)(食レコ機能)
製品全数記録を行うことで、出荷品クレームに対する検証や不適合範囲の特定を可能できます。出荷前の状態を映像で確認できるため、梱包済製品の開梱調査が不要です。
「食レコ」AI Plus・AI画像判定装置 5つの特長
- 1CCP管理サポート チェックポイントの可視化と自動リスト化による効率的な管理
- 2出荷製品の検証(製品全数記録)
- 3出荷後製品の確認
- 4リアルタイム複数同時判定
- 5目視検品の補助、判定標準化
「食レコ」AI Plus・AI画像判定装置導入による効果
- 細かなパラメータ設定不要、誰でも操作可能
- 複数個所を熟練者と同等基準で判断可能
- 既設振り分け装置と連動可能
- 再学習により、新たなNG品を排除可能
導入前トライアルから導入後運用フォローまで
既設、新設ラインを問わず導入・運用に向けたコンサルタントを行い、ユーザー様の工場運営に沿ったサポートと改善提案も承ります。
対応業種
医薬品、食品(即席麺、冷凍食品、パン、調味料、油脂、乳製品、菓子、製粉、食肉、惣菜・中食、飲料)
その他(包装資材、自動車関連)など
食レコ活用事例
- 【食品・医薬】
- 不適合発生時の処置検証作業チェック
- 品種切り替え時の段取り替え手順チェック
- 包装前製品検証(添付物有無や間違い、個数)
- 包装後製品検証(印字状態、ラベル有無や間違い)
- 【包装資材】
- 軟包材継目検証
デモ機、開発拠点のご案内
当社築港工場(大阪市)にAI画像判定装置デモ機をご用意しています。
一次検証や装置を見学がいただけます。
拡張機能
Kanadevia先端情報技術センター「A.I/TEC」を拠点とし、食品工場向けに省力化支援を目的とした24時間体制の遠隔監視・運転支援サービスを提供しています。
本サービスは、当社のごみ焼却発電施設をはじめ、PPS(小売電気事業)、風力発電事業においても展開しています。
関連技術
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