英国・レスターシャー州向けごみ焼却発電プラント建設工事を受注

2020年02月14日

 日立造船株式会社の100%子会社で、ごみ焼却発電プラントの設計、建設、保守などを手がけるHitachi Zosen Inova AG(スイス、以下、HZI)は、英国・レスターシャー州のニューハースト採石場内に建設されるごみ焼却発電プラント(ストーカ式焼却炉:350,000t/年(1炉)、発電出力:42MW以上)建設工事を、米国廃棄物処理大手Covanta Holding Corporation、英国の廃棄物処理会社Biffa plcおよびGreen Investment Group Limitedによるコンソーシアムから受注しました。

【完成予想図】
完成予想図(Newhurst).jpg

 英国では、EUの「Landfill Directive(埋立て規制に関する指令)」などにより、ごみの埋立処理から焼却処理への移行が進んでおり、HZIにとっては2006年の初受注以降、12件目の案件となります。本プラントによる総送電量は一般家庭80,000世帯分の年間電力消費量に相当します。

 当社グループは、日本、欧州、アジア、オセアニアを中心に約1,000件のごみ焼却発電プラントを納めておりますが、今後も同事業を通じて、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献してまいります。

 なお、本件の概要は以下のとおりです。

1.発注者:Covanta Holding Corporation(米)、Biffa PLC(英)、Green Investment Group Limited(英)によって設立された特別目的会社

2.建設地:英国・レスターシャー州のニューハースト採石場内

3.施設規模:ストーカ式焼却炉:350,000t/年(1炉)、発電出力:42MW以上

(終)