長野市内の小学校向けに環境をテーマに出前授業を実施
2019年07月29日
日立造船株式会社は長野市(加藤 久雄市長)と共同で、7月17日(水)に、長野市立篠ノ井西小学校で環境をテーマにした出前授業を実施しました。
本取り組みの背景
当社を代表企業とする企業グループは、2015年に長野県下の3市4町2村で構成する長野広域連合(連合長:加藤 久雄 長野市長)より、「(仮称)長野広域連合A焼却施設整備及び運営事業」を受注し、2019年2月に「ながの環境エネルギーセンター」を完工させました。
当社は長野市と、電力の地産地消のモデル事業として電気需給契約を同センターの完工に先立つ本年1月に締結し、完工以降は本施設で発電される余剰電力(年間約3,200万kWh)を全て買い取り、4月より長野市立の小・中学校、高等学校、計80校に供給しています。
今回の出前授業は、電力供給対象の1校である長野市立篠ノ井西小学校の児童に対し、循環型社会について学ぶ機会を提供することを目的に実施したもので、長野市にとって初めての試みです。
授業の内容
当社職員が講師となり、小学4年生約120名を対象に「君が捨てたごみの旅」をテーマに授業を行いました。レクチャーやクイズ、実験を通じ、ごみがエネルギー源となるサーマルリサイクルやごみ焼却発電の仕組みなどを伝えるとともに、「自分たちが出したごみが電気となって、自分たちの学校で使われている」ことを伝えました。
参加した小学生からは「電気について楽しく学べました」、「ごみが電気になるのが分かったのでうれしかったです」「ごみを減らして、出たごみは分別することに気をつけたいと思います」といった声をいただきました。
当社はお客様とも協力し、環境啓発を目的とした出前授業・イベントなどを実施することによって、事業活動とあわせて環境の大切さを訴求し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成にも貢献していきます。
SDGsへの取り組み
https://www.hitachizosen.co.jp/sustainability/management/initiatives/sdgs.html
当社ニュースリリース 2019年02月19日
「長野市の学校へごみ焼却発電による電力を供給 ―当社初の電力の地産地消モデル事業―」