英国 ベッドフォードシャー州向け ごみ焼却発電プラント建設工事を受注

2019年03月25日

日立造船株式会社の子会社Hitachi Zosen Inova AG(スイス、CEO:ブルーノ・フレデリック・ボドゥアン、以下、HZI)は、英国 ベッドフォードシャー州向けごみ焼却発電プラント建設工事を受注しました。プラントでは年間545,000トンの固形及び産業廃棄物を処理し、発電した電力(60,000kW以上)は電力グリッドに供給します。

本プラントは、ロンドンより100km北のベッドフォードシャー州ルーカリーに建設予定で、HZIにとって英国で11件目のプロジェクトです。HZIの最新技術とこれまでの実績が評価されEPC(設計・調達・建設)を受注しました。
本プラントは、英国でニーズの高まるごみ埋立て量および他国へのごみ輸出量の削減に寄与するとともに、電力供給、現地における雇用の創出についても貢献します。

プラントの概要

  1. 1注文主:Rookery South Limited
  2. 2施設規模:ストーカ式焼却炉 545,000トン/年(3炉)
    発電出力 60,000kW以上
  3. 3建設地:英国 ベッドフォードシャー州ルーカリー
  4. 4納期:2022年
完成イメージ

Hitachi Zosen Inovaについて

HZIは、日立造船株式会社の100%子会社で、ごみ焼却発電プラント(以下、EfWプラント)の設計、建設、保守など、欧州のEfW事業においてトップクラスのシェアを有します。英国、アイルランド、フランス、ポーランドでのEfWプラント受注の他、コンポガス技術の資産買収、メンテナンス事業会社の買収、バイオガス精製技術等の取得、PtGメーカーの買収など、欧州を中心に事業を進めていましたが、トルコのEfWプラント受注をはじめ中東などの新市場にも展開を図っています。