A.I/TEC
Kanadevia先端情報技術センター「A.I/TEC(エイアイテック)」
Kanadevia先端情報技術センター「A.I/TEC」は遠隔監視およびIoT(Internet of Things)、ビッグデータ、AI(人工知能)などのICT活用の拠点として2018年10月に運用開始。これまでの事業によって蓄積された先端テクノロジーやビッグデータを活用し、よりグローバルで競争力のある高付加価値事業へ積極的に展開します。これまでの事業領域である「エンジニアリング」や「ものづくり」を礎にしながらも、より収益力の高い事業企画やサービス分野へのバリューチェーンの拡大を目指します。さらにはオープンイノベーションも含めた新製品・新事業の開発に取り組んでいます。
- アクセス(本社に隣接)
- 〒559-8559
大阪市住之江区南港北1丁目7番89号
TEL:06-6569-0301
雁の群れはV字の隊列を成し、空を自由自在に飛ぶ存在です。その姿は、多角的に物事を見つめる視点と発展性、最新情報の発信の意味が感じられます。そして、その群れの中でも「奴雁(どがん)」は、「雁」の集団の中でリーダー的役割を果たし、砂州で休んでいる群れを上空から見守り、危険を群れに伝え、導いていく存在です。
当社の約140年の歴史に刻まれた挑戦の軌跡。大いなる変革と挑戦の使命を受け、A.I/TECはICT先端技術を加速化させるフラッグシップとして、大きく未来へと舵を切っていく。そんな姿勢を「奴雁」に重ね、発信していきます。
提供するサービス
IoT革新により、プラントに進化をもたらす 遠隔監視・運転支援サービス
- 遠隔監視・データ解析によるプラント運転の安定化
- 24時間監視で異常を予測するリアルタイムサポート
- データの可視化・分析やAIを活用した運転制御による発電効率の向上
ごみ焼却発電施設をはじめ、小売電気事業、風力発電、ろ過装置(フィルタープレス)において、24時間の遠隔監視を実施。ごみ焼却発電施設における遠隔監視・運転支援サービスの先駆けとして先進的な取り組みを展開しています。
- 1. 「リアルサポートサービス」
- 現場より少し先を予測し、いち早くサポート
- 2. 「トラブル対応サービス」
- トラブル発生時の対応や現場からの問い合わせに対するデータ検証および解析業務
- 3. 「中長期解析サービス」
- 中長期のデータから機器類の寿命診断や予防保全を行う解析サービス
- 4. 「運転レポート配信サービス」
- 各プラントの運転状況や運転班ごとの操作傾向などを定期的に配信
本サービスを通じて、安全運転および発電量の最適化への取り組みを推進しています。施設の運転に必要な電力・薬品・燃料などのユーティリティの削減をはじめ、設備の長寿命化や長期経済性に配慮したライフサイクルコストを削減。また、運転員の省人化や運転技術の伝承のサポートを実現。今後、AIによる自動燃焼制御などの遠隔監視・運転支援をはじめ、膨大に蓄積されたビッグデータの解析により、さらに高度な運用サポートを展開していきます。
先端技術により 製品価値を最大化する IoT/ビッグデータ、AIの開発拠点
- 当社の生産現場のデジタル化推進をサポートし、さらなる品質向上と生産性向上を実現
- クラウド環境と開発環境の整備によるIoT/ビッグデータ、AI活用を加速化
ごみ焼却発電施設などの「エンジニアリング事業領域」と、自社工場の「生産現場領域」において、デジタル革新を起こすことがA.I/TECの重要な取り組みです。既にデジタル化を推進するごみ焼却発電施設をはじめとする発電プラントでの実績を礎に、IoT/ビッグデータ、AIの活用基盤を構築しています。現在、A.I/TECでは遠隔監視業務のRPA導入をはじめ、ドローン制御・AIを組み合わせた新サービスの提供など、IoT/ビッグデータ、AIを駆使した多様な製品・サービスの開発を急速に展開しています。
開かれた共創空間による、新製品・新事業を生み出すイノベーションの推進
- 社外のneeds、社内のseedsとdataを有機的に融合させ、オープンイノベーションを実現
- 業種・分野を超えたパートナーとの連携による知の融合でWIN-WINの関係を構築
革新的なオープンイノベーションの実現を目指し、企業、大学、研究機関に向けた共創空間を開設。ヒト・モノ・データなどすべての資源を有機的に融合した空間設計で、調査研究から開発にいたるあらゆるプロセスにおいて、シームレスで連続的な活動を支援します。
また共創力を強化するために提携先の技術の強みやノウハウを生かすための実験場としての機能が整備されており、共創によるシナジー効果を生むことで新技術の開発を加速させていきます。
すべての研究者と技術者、そして事業者と共に。A.I/TECの共創空間は、未来を切り開く挑戦者のために、常に開かれています。
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