Kanadevia株式会社

DX 取り組み事例 ごみ焼却発電施設
「燃焼予測による効率化」

ごみ焼却発電施設「燃焼予測による効率化」
ごみ焼却発電施設「燃焼予測による効率化」

ごみ焼却発電施設では、発熱量の異なる様々な種類のごみが焼却炉へ供給された場合でも安定した燃焼を維持することが必要です。そのため燃焼状態を自動で調整するシステム(Automatic Combustion Control (ACC))が搭載されていますが、ごみの発熱量の変動等により、システムの制御範囲を逸脱することがあり、熟練運転員の手動介入が不可欠でした。
そこで当社では、AIにより数十分先の燃焼変動を予測し、燃焼悪化を防止するように自動で制御を行うシステムを開発しました。
これにより、運転員の手動介入を90%以上削減することで省力化を実現しました。