「スケールの大きいモノづくりに関わりたい」という想いで就活をはじめました。そして、大学の先輩から船舶用のエンジン事業や環境プラント事業を展開しているカナデビアを教えてもらい、自分の希望と合致していたので興味をもちました。それから社員の方々とお話をさせていただく機会があり、当社の幅広い事業分野や世界トップクラスの技術力に加えて、社員のみなさんの人柄に惹かれたことが志望の決め手になりました。

当社はMAN社のライセンシーとして、大型舶用ディーゼルエンジンのライセンス設計を行っており、私はエンジン部品のなかでも大型構造物の設計を担当しています。エンジン設計は、計画設計から発行される製造要領書に沿って進めるのが基本。そして、ライセンサー図面をもとにお客さまの要望を反映すると同時に、自社の生産性向上を目指して、造船所や現場と連携して図面を仕上げることが主な仕事内容です。

日々の業務で心がけているのは、まわりの方々の意見に耳を傾けること。技術担当者はついつい自分の考えにこだわり過ぎる傾向があるので、常に柔軟な姿勢でいることを意識しています。そうすれば広い視野をもてるようになり、成長につながると考えています。

私が勤務するオフィスは、設計、計画、見積、品質保証、調達など、さまざまな部署がひとつのフロアに入っています。そのため、他部署同士のコミュニケーションが活発で、活気がある職場です。このような環境のなかで、それぞれのスキルを持ち寄り、より良い製品づくりに取り組んでいます。それは多くの演奏者が集まり、ひとつの楽曲を奏でるオーケストラのイメージと重なります。